【デザイン初心者必見】Canvaの使い方を徹底解説!登録方法や料金プランまで紹介

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Canvaを使えば誰でも簡単に美しいデザインが作れます。「デザインセンスがない」と悩む方も心配は不要です。

この記事では、Canvaの基本操作から便利な機能、登録方法、料金プランまで解説します。記事を読めば、Canvaを使いこなし、質の高いデザインを作成できるようになります。

お金をかけずにデザインスキルを身に付けたい方にとって、Canvaは有効なツールです。

Canvaの使い方|基本操作

Canvaはオンラインで利用できるデザインツールです。初心者でも美しいデザインを簡単に作成できます。基本操作を理解すれば、Canvaを最大限活用できます。Canvaの操作は直感的で使いやすいのが魅力です。Canvaの便利な機能について詳しく解説していきます。

新しいデザインの作成

Canvaのホームページにアクセスし「デザインを作成」ボタンをクリックしましょう。「デザインを作成」ボタンから、さまざまなデザインが選べます。SNSへの投稿やプレゼンテーション、ポスターなど、目的に合わせて選択可能です。

特定の大きさでデザインしたい場合は「カスタムサイズ」を選択します。任意のサイズでデザインを開始できます。

複数のデザインを同時に進めたいときは「ファイル」メニューから「新しいデザインを作成」を選びましょう。新たなキャンバスが立ち上がり、効率的にデザインを進められます。
» Canvaのサイズ変更方法

テンプレートの利用

テンプレートを使えば、効率的かつプロ並みのデザインが作成可能です。テンプレートがデザインの基礎となるため、ゼロから自分ですべてを考える必要はありません。

Canvaでは、さまざまなカテゴリーのテンプレートが利用できます。インフォグラフィック(解説画像)やプレゼンテーション、ポスターなど、目的に合わせて選択できます。

テンプレートを選ぶ際は、自分の目的やブランド、伝えたいメッセージに合致しているか確認することが大切です。テンプレートの選択後、カスタマイズして独自性を加えれば、より一層魅力的なデザインを作成できます。

テンプレートは効率的な作業と質の高いデザイン作成に有効です。

画像や素材のアップロードと編集

Canvaでデザインをするうえで、画像や素材のアップロードと編集は重要です。画像や素材をアップロードし、編集することで、個性的で魅力的なデザインを作成できます。画像の追加や素材の使用方法は以下のとおりです。

使用したい画像をアップロードするサイドバーの「アップロード」から画像を追加する
素材(図形、線、アイコンなど)を使用する「素材」から追加する

画像や素材の編集方法は以下を参考にしてください。

画像や素材のサイズを変更する画像や素材をドラッグしてサイズを調整する
画像や素材などのレイヤー(※)の位置を変えるレイヤーは「位置」から順番を変える
画像のエフェクト追加や色調整をする「フィルター」メニューから編集する
画像や素材を複製する複製したい画像や素材を選択して「コピー」する 
不要な画像や素材を削除する不要な画像や素材を選択して、キーボードの「Delete」キーを押す
画像や素材を配置する画像や素材をキャンバスにドラッグ&ドロップする
画像や素材の透明度を調節する「透明度」スライダーを使う

画像や素材のアップロードと編集機能が使いこなせれば、デザインは一層際立ち、魅力的になるでしょう。

※ レイヤーとは「層」「階層」を意味する言葉です。 背景や文章、画像などをそれぞれ個別の「層」に分けて編集し、素材を重ね合わせて最終的な1つのデザインを作っていきます。

テキストボックスの活用

テキストボックスは、Canvaでデザインを作る際に重要な役割を果たします。文字を効果的に使えるようになれば、メッセージが明確になり、魅力的なデザインが作成可能です。

テキストボックスには、フォントのスタイルやサイズの変更など、さまざまな機能が搭載されています。テキストボックスを活用すれば、目的に合ったカスタマイズが可能です。テキストボックスの追加や色の選択、アライメント(※1)の調整をして、メッセージを強調したり、レイアウトを整えたりしましょう。

影やアウトラインなどのテキスト効果を使い、デザインに奥行きや特徴を与えることも可能です。「レイヤー(※2)機能」で重ね順の調整も可能です。回転やサイズ変更でスペースを有効に活用したり、箇条書きで情報を整理するのもよいでしょう。

ハイパーリンク(※3)をテキストに埋め込めば、ウェブページへの誘導もしやすくなります。テキストボックスを駆使することで、目的に合ったメッセージを効果的に伝えられるでしょう。
» Canvaのフォントの選び方

※1 アライメントとは「一直線にする、一列に並べる」ことです。骨・関節の配列のことを意味します。
※2 レイヤーとは「層」「階層」を意味する言葉です。 背景や文章、画像などをそれぞれ個別の「層」に分けて編集し、素材を重ね合わせて最終的な1つのデザインを作っていきます。
※3 ハイパーリンクとは、文書や画像内に埋め込まれている、他文書や画像、動画ファイルなどへの接続情報のことです。「リンク」と呼ぶ場合もあります。

Canvaの便利な機能の使い方

Canvaは初心者でも簡単にプロ並みのデザインが作れるツールで、たくさんの機能があります。特に便利な機能を厳選して紹介します。

写真やイラストの編集ツール

写真やイラストの編集は、デザインをより魅力的にするうえで重要です。Canvaには、直感的に写真やイラストを編集できるツールがあります。Canvaの編集ツールを使えば、画像の色合いや明るさを簡単に変えられます。オリジナリティのあるデザインを作り出す助けとなるでしょう。

写真やイラストを編集するには以下のツールを使用します。

クロップやリサイズツール画像サイズや形状を調整する
フレームツール画像を特定の形にはめ込む
透明度スライダー画像や素材の透過度を調整する
フリップや回転ツール画像の向きを変更する
バックグラウンドリムーバー背景を自動的に削除する
アニメーション機能画像やテキストに動きをつける
ドロップシャドウ画像やイラストに影をつける

Canvaの編集ツールを駆使すれば、素人でも簡単に高品質なデザインを作成できます。
» Canvaの切り抜き機能を解説

ブランドキットの活用

ブランドキットは、企業や個人のブランドカラーやフォント、ロゴを一元管理するための機能です。Canva Proのアカウントを持つユーザーが使える機能です。ブランドキットを使えば、一貫性のあるブランディングができます。

ブランドキットのでできることは以下のとおりです。

  • 一度設定すれば、あらゆるデザインに適用される 
  • ロゴや色を事前に登録しておけば、ブランドに統一感を持たせられる
  • ブランドキット内で色やフォントのカスタマイズができる

ブランドキットを活用すれば、ブランドイメージが強化されるだけではなく、プロ並のデザインを短時間で作成できます

コラボレーションリンクの活用

コラボレーションリンクは、チームメンバーとの連携を強化し、プロジェクトをスムーズに進める上で必要不可欠です。共同作業が可能となり、デザイン作業の速度と効率が大きく向上します。

コラボレーションリンクでできることは以下のとおりです。

  • リアルタイムで、デザインの変更やフィードバックの共有ができる
  • 編集アクセス権を管理することで、セキュリティを確保できる
  • コメント機能を使って意見交換ができる
  • 履歴から過去のデザインを復元できる 
  • プレゼンテーションモードでデザインをチームやクライアントにすぐに発表できる 
  • デザインを共有リンクで配布し、外部の関係者と連携できる
  • タスクを割り当ててチームの作業進捗を管理できる

コラボレーションリンクで、タスク管理や承認プロセスの効率化まで可能です。

各種SNSとの連携機能

CanvaはSNSマーケティングにおいて有効なツールとなります。作成したデザインを直接SNSに投稿できるだけではなく、投稿スケジュールの設定も可能です。

各種SNSの特性に合わせた画像サイズやフォーマットでデザインできる点が、Canvaの強みです。スムーズに、最適化されたデザインを作れます。

CanvaはYouTubeのサムネイル作成や、SNSライブ配信が可能です。オンラインで視聴者との結びつきを深められます。動画やGIFも簡単に作成できるため、動きのあるコンテンツでフォロワーの注目を集めることが可能です。

Canvaの連携機能は、SNS上でのブランドイメージ向上に非常に有効です。

Canvaの登録方法

Canvaの登録手続きはとても簡単で、短時間で終わります。登録手順は以下のとおりです。

  1. Canvaの公式サイトにアクセスする 
  2. 「サインアップ」ボタンをクリックする 
  3. メールアドレス、Googleアカウント、またはFacebookアカウントを使用して登録する 
  4. 必要情報を入力してアカウントを設定する 
  5. メールアドレスを使用している場合、確認メールをチェックしてアカウントを有効化する 
  6. Canvaのダッシュボードにログインして利用を開始する

登録方法について、詳しく解説していきます。

トップページから登録する

トップページにアクセスし「サインアップ」ボタンを見つけてクリックしましょう。

メールアドレスだけでなく、GoogleアカウントやFacebookアカウントも利用可能です。既存のアカウント情報を使えば、登録手続きを簡素化できます。

名前やメールアドレス、パスワードなど必要な情報を入力しましょう。情報の入力が完了すると、登録確認メールが届きます。メール内のリンクをクリックしてアカウントを確認すれば、ダッシュボードへアクセスが可能です。

アカウントを設定する

アカウント作成時に済ませておきたい設定をご紹介します。

  • プロフィール設定のカスタマイズ(プロフィール写真、デザインの好みの選択など)
  • プライバシー設定の選択とカスタマイズ
  • 通知設定の管理(メール通知やアプリ通知)
  • パスワードのセキュリティ強化のための設定(二段階認証など)

アカウント設定を適切に行えば、安全かつ快適にサービスを利用できるようになります。
» Canvaの危険性と対策を解説
» Canvaは他人に見られる?プライバシー設定を解説

Canvaの料金プラン

Canvaはプロから初心者まで幅広く使われるグラフィックデザインツールです。ありとあらゆるニーズに応じた料金プランがあります。

プラン特徴
無料プラン基本的なデザインツールとテンプレート利用可能。
有料プラン「Canva Pro」高度なデザイン機能(ブランドキット、マジックリサイズ、透過背景の作成など)。月額または年額で支払い可能。年間プランの方がコスト削減可能。
有料プラン「Canva for Teams」チームでのコラボレーション機能、無制限のフォルダ、チームテンプレートが利用可能。チームメンバーの数に基づいた料金設定
無料プラン「Canva for Education」学生と教育者向けのプラン。有料プランの機能も含めて、すべて無料で利用可能。
無料プラン「Canva for NPO」非営利団体向けのプラン。有料プランの機能も含めて、すべて無料で利用可能。

自分や組織のニーズに合った最適なプランを選択することが重要です。

無料プラン

Canvaの無料プランは、コストをかけずにデザインを始める際に有効な選択肢です。無料のテンプレートを使えば、初心者でも簡単にプロ並みのデザインを作成できます。デザインツールを使って、オリジナルの作品を作れるのが魅力です。

無料ストック写真やイラストを活用すれば、デザインに個性を持たせることが可能です。5GBのクラウドストレージも付いているので、作成したデザインを安心して保存できます。チームメンバーとの共同作業機能を使えば、チームでのプロジェクトもスムーズに進められるでしょう。

初心者や、個人で趣味や学習目的でCanvaを使う方にとっては、無料プランだけでも充分な機能が揃っています。

有料プラン

有料プランで利用できる機能は非常に充実しています。高解像度の画像やプレミアム素材が使えるようになり、クオリティの高いデザインを作成可能です。ブランドキット機能が拡張され、統一感のあるデザインを一括管理できるようになります。

デザインの幅が広がることも、有料プランの大きなメリットです。さまざまなフォントやテンプレート、動画や音声素材に加え、チームメンバーとのコラボレーション機能もアップグレードされます。共同作業がスムーズに進み、効率的に作業が進められるようになるでしょう。

SNSを活用する方には、スケジュール投稿機能が特に便利です。自動投稿により、時間を有効に活用できます。

背景リムーバーなど高度な編集ツールにより、プロレベルのデザインを簡単に作成できます。

コスト削減の面でも、有料プランは魅力的です。プリント注文に割引が適用されることがあります。トラブルが発生した際は優先サポートを受けられるため、安心してサービスを利用できます。
» Canvaの商用利用ガイドラインを解説

まとめ

Canvaは、デザインの初心者からプロまで幅広いユーザーに利用されているツールです。新規デザイン作成、テンプレート利用、画像やテキストの編集など、基本的な操作が直感的に行えます。写真の編集やブランドキット、コラボレーションリンク、SNSとの連携など、さまざまな機能を備えています。

サインアップは簡単です。無料プランでも十分な機能を搭載しており、コストを抑えてデザインを始められます。より高度な機能が必要な場合は有料プランを選ぶことも可能です。用途に応じて最適なプランを選べるのがCanvaの大きな魅力です。

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