最近の文部科学省学校基本調査によると、近年の大学への進学率は50%以上。さらに円安や物価の上昇によって相対的に実質賃金は下がり、教育にかかる資金は増える一方です。
経済的理由で大学への進学をあきらめないよう奨学金の必要性が高まっています。「奨学金って借金じゃないの?」と思っていませんか?大きくわけて奨学金は2種類。
- 公的な奨学金
- 民間の奨学金
上記それぞれ貸与型と給付型があります。
特に公的な奨学金制度のJASSO奨学金は2020年4月から新制度がスタート。それまで貸与型のみだったものが条件さえクリアすれば返却不要という奨学金制度ができたので該当の方は申請をおすすめします。
JASSOって?
独立行政法人日本学生支援機構(Japan Student Services Organization)の略称、その名もJASSO(ジャッソ)。その歴史は古く日本育英会より学生の支援を行なっています。JASSOでは奨学金・留学生支援・学生生活支援の三事業を柱としていますので、経済的理由で進学を諦めてしまう前に制度を利用しましょう。
申込資格
こちらは進学前から予約採用というものがあります。高校3年生の春に申請、その後10〜12月に採用候補者の決定通知があります。もちろん進学後も申請できます。
参考にした書籍「貰える借り入れる奨学金の完全活用ガイド2022」合同出版